9日は教授こと坂本龍一氏のピアノツアー初日でした。
本当は10日の公演に行きたかったのですが、プロモーターもe+もぴあも先行すべて外れ。
一般発売日になんとか9日しかもA席だけど、やっとゲットして行って参りました。
席はオーチャードホール3階席。
延々階段を登っていると、どこかのドームを思い出したり。
さすがにあれほど(ステージが)遠くないけど、まさに天井席でした。後ろから2列目。
角度が急なんですよ。覗き込むような感じ。
おかげでステージ上のピアノが鍵盤も中も丸見えで面白かったけど。
(グランドピアノの蓋はずしてあるんですよ)
夏のバンドツアーが10年ぶりという教授ですが
ピアノライブも久しぶりなんだよなー。5・6年やってないような気が。
その前は年末か年頭に必ずあったんです。
毎年形式がちょっとずつ違ってて、ゲストよんだり、実験的なことやったり。
でも必ずピアノが中心にあって。
しかも東京だけで少人数。多くても500人ぐらいじゃないのかなぁ。
一番少ないときは100人ぐらい。
ピアノライブというと、そんなイメージだったので
今回は全国ツアー形式と聞いて驚きました。(つまりピアノツアーは初めて)
しかもどこの会場もホール。
そんな大規模だなんてびっくり。
で、期待とか持ちつつ行ってみれば。
開演前の会場内の緊張感が凄かったですね。
諸注意のアナウンスが終わったら、自然に静かになったんですよ。客電も落ちてないのに。
本当にね、咳しか聞こえないんです。
これちょっと怖かったなぁ。
いくら観客の年齢層が高いとは言っても、初日といっても、こんなこと今まで無かったような。
会場が緊張感でピリピリしてるんだもの。
そんななか、映像が流れて、教授が普通に袖から登場して始まりました。
まぁ、内容については「何やったって、ネットに書かないでね」と教授も仰ってることですし
辺境とはいえ、こういうスマ畑にいるブログなので割愛しますが
比較的間口の広い選曲だったなぁ。
それほど曲を知らなくても楽しめると言うか。
特に前半は、逆にコアなファンだとちょっと物足りなく感じるような。
いわゆる聞かせる曲、「癒し系」ぽい系統が多い気がしました。
キャパが大きいからわかり易いカタチに持ってきたのかも。
…嫌いじゃないですよ。正直、気持ち良くなって一瞬寝てしまいましたが(爆)
ただ、せっかくピアノ2台セットしてあったのに(1台は事前に教授が弾いたのを自動演奏させる)
それがあまり活用されてなかったんだよなー。
もったいない。
2台で聞きたい曲あったのにー。
あれとかあれとか、恒例だった曲もなかったしー。
しかし2台連動で演奏したラスト数曲は圧巻でした。
アンコールでも圧倒されるような素晴らしい演奏で、
終わって客電がついても誰一人席を立たないんですよ。拍手が鳴りやまない。
そして再度教授が登場したときの割れんばかりの拍手と歓声。
凄かったー。
まさかここでWアンコールがあるなんて思いもよらず。
応える教授の演奏もすんばらしかった。
良かった…なんて言うのが陳腐なくらい。
なんだか好きでいて良かったなぁと思ったり。
でもそれは曲とか演奏だけじゃなくて、MCの坂本節が楽しいんです。
とりとめなくあれこれ話してるだけなんだけど
それが妙に面白かったりして。
夏のバンドツアーはMCが少なくて、決まったことを話してるだけだったので
1・2曲弾いてぼそぼそっと喋って…という形式が懐かしく。
ふふっ。
ちなみにこのツアーのテーマは「平常心」だそうで。
「リラックスするためにお香をたこう」と火をつけたりしてました。
そうそう、終演後ロビーに演奏曲目が掲示されてたので
しっかり写メ撮ってきました。iPodに入れるのだ。
あと2回行けるのかと思うと、なんだかドキドキ。
楽しみだなぁ。
次は1階8列目だし。
ええと、もしここまでお付き合い頂いた方がいらっしゃいましたら
ありがとうございます。
自己満足みたいなもんですからねぇ。
私は書いてて楽しかったからいいや(笑)
年末の忙しい時期だけど、ゴロさんも行けるといいね。
始まる前の緊張感、確かにすごかったですね。
演奏の興奮で忘れていたことを思い出させていただきました。
自分のblogでは嫌な思い出ばかり書いてしまったのですが、
コンサートの様子をよく伝えていらっしゃると思ったので
トラックバックさせていただきますm(_ _)m
こんな畑違いのブログで、さぞかし驚かれたと思いますが
トラバまでしていただき有り難うございます。
少しでも嫌な思いを忘れていただいたのならば、幸いです。
しかし、スタッフが最低限のマナーも守れないとは…。
お怒りごもっともですね。